突然死の中で6割以上の割合を占めるのが心臓病だとご存じでしょうか？

急性心筋梗塞、狭心症、不整脈、心筋疾患、弁膜症、心不全 など、様々な心臓病が突然死を引き起こす原因として挙げられています。心臓病以外では、脳梗塞や脳出血、また呼吸器系（ 睡眠時無呼吸症候群 など）もあります。

これから一段と寒くなる季節、2月から12月は特に突然死が増える時期でもあります。

突然死を招く行動として多い生活習慣は、

①熱いお風呂に入る ②サウナに入る ③尿意･便意を我慢する ④イライラする

ことだそうです。

熱いお風呂に入ることは、血圧を急激に上げ、脳や心臓の負担になります。寒い脱衣所から熱いお風呂に入る行為は、急激な温度差（ヒートショック）により血圧が一気に上昇する原因になり、またサウナに入ることも、熱いお風呂に入る時と同じでヒートショックを起こしやすく、激しいスポーツと同程度の負担を体に強いるため注意が必要です。

また、尿意・便意を我慢することは、排便時にいきんだり、 排尿を我慢しても血圧が上がる為、我慢をしないようにしましょう。

ストレスが原因でも血圧が上昇する為、年末年始の忙しい時期は、なるべくイライラしないように心がけ、ゆとりをもって行動するようにしましょう。

もし、目の前で人が倒れ時、みなさんならどうしますか？

今回は、緊急時の対処として、“ 心肺蘇生法 （心臓マッサージ）”についてお話したいと思います。

一度は聞いたことがあるとは思いますが、実際目の前で人が倒れても心臓マサージは躊躇してしまいますよね (^^;

　下に掲載している動画は、 流行した ” プリンセスプリンセス ” のヒット曲「Diamonds」 に合わせて心臓マッサージを行うというもので、 医師の山畑佳篤 さんが 発見し、心臓マッサージをする時のリズムが曲のテンポと合っているとのこと。

また、曲の歌詞には、心臓マッサージをする時の手順やAEDの使用方法も学べるので、いざという時の為にぜひ参考にしてみて下さい。

また、市町村では、定期的に救命講習を行っていたりするので、一度は参加してみてはどうでしょうか？

日々、突然死に見舞われないような行動を心がけたいですが、もし目の前で人が倒れた時、慌てずに心肺蘇生法ができるように対処法を知っておくようにしましょう。